いくぜ村

大字いくぜ

三合目 23/11/17

・山に登っていたのだが(比喩)、ヤッターぼちぼち八合目だーと思ったら実はそこが四合目だった、というようなことが立て続けに起こってワロタという感じだった。おれが間違えていたのもあるし、登っている間に山がどんどん高くなっているのもある。山は登っているさなかには山体が全く見えないのが困る。逆に、いまが人生三合目ぐらいだな〜と思っていたらもう山頂手前ということもありうる。登るというよりいかに怪我せず下山できるかというフェーズに入ってきているだろう。

・いろいろありよく寝られなかった日があり、睡眠不足の時世界がめちゃくちゃ美しく見えるというのが普遍的なあるあるだと思って(昔秋葉原のヨドバシの照明を見て人の営みに感動して泣いたこともあった)人に話したらは? みたいな感じになっておもしろかった。おれだけなことある? あんなに、京都の街を覆う雲が、浅い角度の日差しが照らす山々が、あんなに美しかったのに……。

寒い寒いと言っていくフェーズが一通り終わり、いよいよただ寒さを受け入れるのみの日々になってきた。真夏でも毎日新鮮に暑さに怒れるけど寒さってもう諦めるしかないみたいな気持ちにさせられるな。夏には夏の、冬には冬の生き様がある。