いくぜ村

大字いくぜ

テン場 23/9/23

昨日のことももはや覚えていられない。なんかこう、いろいろなことがあり、結果として生き延びてはいる。こういうことを憶えておくための日記なのだろうけど。この前ひとと日記について話していて、その人が忘れることにも(こそ)意味があるということを言っていたのが頭に残っている。忘れたいことは自然と忘れ、憶えていたいことはずっと覚えている。実際のところ忘れたいような記憶ばかりだが……。

キャンプに来た。宇治のキャンプ場まで原付で1時間弱。やはり自然までの距離が近い。多分一年ぶりぐらいのキャンプで何かと手探りだったが、やはり人間は定期的に森の中で暮らして寝る必要があると思う。斜面のサイトの中で比較的平坦なテン場を探したり、そういう営みから離れてはならない。そして少女終末旅行を読んで感傷に浸ったりする。いいかげんこういう感傷癖を直した方がいい。

キャンプをするたび、もう暗いし寝るかと思うとまだ23時前だったりする。人工の照明の下、鉄筋コンクリートの中で暮らすことに慣れてはいけない。もっと直感的な、自然の仕組みの中に生活して行かなければならない。それはそうとやらねばならないことが結構溜まったりしているので、帰宅し次第パソコンの前に張り付きたいところだ。