いくぜ村

大字いくぜ

マッチョの敵 23/8/27

あまりにも起伏がない。ここ3日ぐらいはもう本当に何もなく、なんとなくぼんやり酒を飲んだり午後に起きたりしている始末であった。暇がすぎるとだんだん過去や未来のことで頭がいっぱいになって最悪な気分になったりする。やはり暇はよくない、というか、暇に生きる才能というものはあると思う。いつも話に出してしまう無職の先輩は金も決まった家も仕事もなく税金も滞納して、それでもまあなんとかなるというかなるようになるでしょという結構楽天家の人だったが、やっぱりあの人はすごかったなと今でも思う。まあかなり大変そうだったしいい人生ではないのだろうけど、やっぱり一番大切なのは資格とか年収ではなくしたたかさだな〜と思う。

リングフィットアドベンチャーなんだかんだちゃんと毎日やっているが、結構いい感じがする。体力に合わせて負荷を変えられるのでほぼ最弱ぐらいのレベルでやっているがそれでも大変。昔エアロバイクを漕いでいたときは(京都まで持ってきたんだから漕げ)とにかく単調でつらかったけど、リングフィットは完璧にゲーミフィケーションされてるし結構色々な筋トレをアラカルト的にやっていくのが飽きなくていい。あとラスボスと定期的に戦っていくのだがめちゃめちゃムキムキで、マッチョが敵なのって新鮮でおもしろい。マッチョの敵っていなくないか?

そういえば「今日はまだフツーになれない」という漫画を読んだのだがかなりよかった。ざっくり百合漫画とはラベリングしたくないような広さがある。外部にあるフツーでなく自分の中にすでにあるフツーを発見していく、その過程をかなり丁寧に描いていてすばらしい。あと舞台が大阪で主人公たちも普通に関西弁で話すのが本当に良かった。京都に越して以降関西弁の会話の方が日常という感じがしてきており、萌え萌え美少女たちもっと関西弁話してくれ〜と思う。やっぱり特に東京人にとって関西弁イコールコテコテの大阪人みたいな捉え方になりやすく、20年も前にあずまきよひこ春日歩というかなりステレオタイプから離れた大阪人を描いてるのってすごいなと今さら思う。