いくぜ村

大字いくぜ

無知正 22/2/24

10時起き。若干よく寝られた。

出勤退勤。昨日手を抜きすぎた分を取り返すというのもあるけど流石に少しは頑張って働いていた。まあ昨日比というだけでほぼ通常量の仕事なのだが。別にこんな余計なこと言わないで自分を褒めたらいいのか。頑張らないといけない環境でしっかり頑張れるって結構すごい。なので流石に帰りがけ酒を買って帰ったけど飲み始めたら全然気持ちいい感じがしないので一本だけ飲んで残りは残した。正しすぎる……。大人か。一人前か。

おれがそれを知らないということと、それが世界に存在しないということはかなりニアリーイコールなのではないかいうようなことを考えている。たとえば誰かが今コーヒーをこぼしたとして、おれはそれを認識していていないというのはその一連が世界に存在しないのと同じなのだが、その後おれがその人と会ってシャツの染みが目に入った瞬間こぼれたコーヒーが認識されてその瞬間それが存在し始めるというか。まあのそのつまり(話下手?)、身近な所には関係のない悲しさや苦しさはおれが知らない限り存在しないようなもので、おれがそれから目を背けようと努めれば世界はものすごく穏やかで美しいものになるのではないだろうか。隔絶されて無知でいようとしていればいい。それはそんなに難しくないしきっと順当に正しいことなはずなのにどこか抵抗があるのはなんなんだろうな。たとえば寄付とか、顔も名前も知らない誰かの気持ちに共感するというのは美談っぽくされがちだけどよく考えると変というか仕組みがよくわからない。おれは割と共感する方だけど理屈はわからないな。案外ネットで誹謗中傷をしちゃう人とかの方が普通というか妥当なのかもしれない。顔も見えない奴の気持ちに共感するってなんかよくわからないもんな。目に見えない、認識できないものをしかしあるものと思えるのは人の変なところだと思う。自分のこともわからないんだから人間のことはもっとわからない。