いくぜ村

大字いくぜ

7/25という日

出先です。さまざまな因果の重なった結果、さまざまな感じとなっている。さまざま……。自分は思ったより普段と違う環境が苦手っぽい。

ちょっと早起きをして人々と遠くへ泊まりにいった。とくに書くべきこともなく夜。川に行ったら唯一の街灯以外完全に暗闇で、街灯の周りのせせらぎとその先の暗さを見ていたら生と死のことに想いを馳せていた。川の音が聞こえて真っ暗だとそういう感じになるのだが、祖母の家がちょうどそんな雰囲気でなにか昔死生観を考えたことがあったのだろうか。あった気がする。あの時間は別に死も怖くなくて、もっと長大な時間や世界自体に目が寄っていて思い出そうとしても復元できない感覚なんだよな。トランス状態の入り口という感じがする。

あとは知らない暗闇は怖かった。もともと暗所恐怖があっていつしか治ったと思っていたが家に慣れただけだった。暗闇って未知だから怖いんだよな。未知は怖い。パンドラの箱