いくぜ村

大字いくぜ

戦え 23/5/7

5日空けるだけのことがあり、具体的には祖母の家や東京に帰ったりしていた。帰省というのは得てして大して楽しくはないので行かなくてもよかったなとは思うが、特に祖母はもう数年で平均寿命に到達してしまうのでまあ会えるだけ会ったほうがいいとする説もある。知っている人にはあまり死んでもらいたくない。悲しいから。

釣りバカのワンシーンみたいで一番よかった写真。下呂温泉のあたりから飛騨川を撮ったものだが、下呂温泉は立地の悪さの割に客が多くて微妙だと思う。本来温泉の良さとは人の少なさなので、観光客の多い名湯よりは誰もいないへんぴな温泉の方がいい。具体的には猿ヶ京とか水上など。

東京は昨日今日しかいなかったが、わりと激しく雨が降っており全然身動きが取れず。ただ5年ぐらい会っていなかった地元の友達と会って遊ぶことができて、これは大変よかった。元々向こうから定期的に誘ってくれていたのをやんわりかわしていたが、やはり昔親しかったというのは伊達じゃないので積極的に旧交を温めるべきだと思わされた。人間関係は能動的に維持しないと本当に終焉ってしまう。
帰りがけ上野で軽く飲むつもりだったが時間が押してしまい、結局公園をやや歩くだけとなったが上野公園は記憶以上に良かった。東側の公園はだだっ広くもぽつぽつ寺と神社があるのがよく、西側の不忍池はやはり池のハス→真ん中の寺→遠景のタワマンと一直線に見通せるのが気持ちいい。東京のでかい公園-1グランプリがあったら圧勝だと思う。
↑ここまでは東海道新幹線の中で優雅に書いていたが、その間にも京都市は大雨と洪水と土砂災害の警報がスマホに届きまくる有様で、烏丸線の松ヶ崎で降りても全然大雨だった。自転車で来ていた以上自転車で帰らざるを得ず、折り畳み傘とチャリで泣きながら北山通を爆走する。戦え!(何を?)人生を!をひとりで叫んでいた。